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性格の不一致による離婚では慰謝料は発生しません

よく世間話で「結婚もいいけど、離婚したら慰謝料を取られるからな」という内容のものがあると思いますが、これって半分正解で半分不正解なんですよね。

というのも、一般的に慰謝料の発生する離婚とはどちらかが不貞や暴力を働くなどして、相手側を裏切って結婚生活を破たんさせた時に発生するものなのです。

なので、例えば大金持ちのお爺さんと若い女性が結婚し、一方的に女性側が離婚を切り出しても慰謝料は発生しません。むしろ精神的苦痛を受けたとして、お爺さん側から女性へ慰謝料の請求が行くかもしれないのが現実なのです。世の中、そんなに甘くは無いということです。

もっとも、実際に離婚の原因として一番多いのは、夫婦どちらかの不貞行為ではないでしょう。恐らくですが断トツに多いのは性格の不一致によるものだと思います。

性格の不一致と一言で言っても、その内容は実に多岐に渡ると思います。一緒に暮らしていく中で見えてくるものって実は凄く多いので、結婚後に「交際中はあんな風じゃなかったのに」と頭を抱えるケースも少なくないでしょう。

そうして一回瑕疵が目立つようになると、それこそ何をしていても腹が立つようになってくるんですよね。食べ方や風呂の入り方を始めとし、歩き方や話し方まで様々なことが目につき、気に食わなくなり、イライラし始めるわけです。こうなるともう修復は不可能ですよね。子供でもいれば話は変わりますが、子供がいなければ離婚へ向けて一直線です。

しかし、性格の不一致による離婚は原則として認められていませんし、またそれによる慰謝料の発生もありません。性格の不一致では、夫婦生活を破たんさせるに至らせる具体的な決め手に欠けるんですよね。前述の食べ方や歩き方などは、気にしなければ気になりませんからね。そもそも、そんなことは交際中にも見えていたわけですし。

そこで登場するのが協議離婚という形です。これは「もうアナタとは結婚生活を続けることはできません」と意思表示をし、相手もそれに同意するように話し合うことを意味します。お互いに納得できる形で鞘を納めますので、慰謝料は発生しないんですよね。

ただし、この同意に至らせる過程で解決金という形でお金を支払うケースはあります。これが慰謝料の代替になると見ても良いでしょうか。ただし一般的な慰謝料と比較すると安くなるケースが大半のようですね。

以上のように、結婚生活が破たんしたからと言って必ずしも慰謝料が発生するわけではないということを覚えておいてください。あくまでも慰謝料が発生するのは、離婚の原因が不貞や暴力など一方的に非がある場合にのみです。ただし、協議離婚の中で解決金としてお金が支払われるケースはありますので、財産分与以外でお金が動くのはこの時だけですね。

特に離婚は経済力のない女性にとっては非常に不安なことばかりだと思います。そんな女性のために女性の為の離婚相談サイトなどもありますので、一度相談されるのひとつの方法でしょう。

Published inルルの日記